中国を筆頭に全世界で感染が拡大している新型コロナウイルス。
日本でも1月29日に新たな感染者が発表された。
今回で国内で発症した症例が8人目となる新型コロナウイルス感染者。大阪在住ということらしいが、どの病院に入院しているのか?
新型コロナウイルスの感染者は大阪在住のバスガイド
日本国内での感染者としては8人目となる大阪在住のバスガイド。
これまでに分かっている詳細をまとめた。
- 女性
- 年齢は40代
- 大阪市在住
- バスガイドをしていたバスの運転手は国内で6人目の奈良在住運転手
- バスガイドしていたツアーでは、中国・武漢からの観光客を乗せていた
バスガイド自身は武漢に居た経歴は無く、今回はバスツアー時の観光客、もしくはバス運転手からのヒトヒト感染だという事がわかる。
バスガイドが入院している大阪病院は指定感染症により絞られている
ではバスガイドが入院している可能性のある病院は大阪のどこなのか?
既に新型コロナウイルスは「指定感染症」に指定されているため、入院先は限られている。
指定感染症の場合、強制的に入院措置を行うことができ、入院先の病院も決められている。
大阪の場合、以下の3つの病院が指定病院となっている。
- りんくう総合医療センター
- 堺市立総合医療センター
- 大阪市立総合医療センター
つまり新型コロナウイルスに感染したバスガイドはこのいずれかの病院に入院している事になる。
新型コロナウイルス感染者のバスガイドの病院は大阪市の病院
大阪府は29日、大阪市内の病院に入院中の市内在住の40代女性が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。厚生労働省によると、女性は外国籍だが中国・武漢市への最近の渡航歴はない。28日に感染が確認された奈良県の60代男性が運転していたバスにガイドとして同乗し、ツアー客らと行動していたという。
引用元:日本経済新聞
メディアでの報道では、新型コロナウイルスに感染したバスガイドは大阪市内の病院に入院しているという。
大阪で指定感染症の受付先は、大阪市立総合医療センターのみだ。
つまり、バスガイドは大阪市立総合医療センターに入院しているということになる。
大阪市立総合医療センター周囲の地図
新型コロナウイルスに感染したバスガイドの症状は?
報道によると、バスガイドは入院しているものの、既に症状は落ち着いているとのこと。
厚労省や大阪府によると、女性は20、21日両日、発熱を訴えて東京都内の医療機関を受診したが、その際は肺炎とは認められなかった。症状が改善されなかったため、23日に大阪市内の保健所へ連絡し、府内の医療機関を再受診。コンピューター断層撮影(CT)検査で肺炎と診断され入院した。
引用元:JIJI.com
しかし20日から二日間にかけて発熱もしており、その後の写真で肺炎と診断されている。
新型コロナウイルス感染者の中には無症状の感染者もいるらしいが、バスガイドは確かに症状として出ていたことになる。
問題は症状が出ているにも関わらず最初に肺炎と診断できなかった点だろう。
感染症はインフルエンザも含め、数回の検査でようやく陽性が認められる場合も珍しくない。
まとめ
新型コロナウイルスが国内で確認された症例として大阪在住のバスガイドは8人目だ。
バスガイドは武漢に訪れていないことからヒトヒト感染による感染ということになる。
バスガイドは大阪の大阪市立総合医療センターに入院している可能性が高い。
既に症状は落ち着いている。
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