昨年2019年のNHK、紅白歌合戦では、1989年に亡くなられた歌姫、美空ひばりさんAI(人工知能)が出演した。
AI美空ひばりさんは30年ぶりの新曲「あれから」を披露している。
しかし今回のAI美空ひばりさんに対する評価は称賛する人もいる中で、否定的な意見を示す人も多い。
歌手である山下達郎さん含め、多くの著名人もAI美空ひばりさんについて否定的なコメントを出している。
AI美空ひばりさんに対して世間からの評価の詳細
山下達郎、「一言で申し上げると、冒涜です」
リスナーからの「単刀直入にお聞きします。昨年の紅白、AI美空ひばりはどう思われますか?私としては技術としてはあり、かもしれませんが、歌番組の出演、CDの発売は絶対に否と考えます。AI大滝詠一とかAI山下達郎なんて聴きたくありません」という質問に対し山下は「ごもっともでございます。一言で申し上げると、冒とくです」とだけ語った。
引用元:スポニチAnnex
歌手である山下達郎さんは、自身のラジオにてAI美空ひばりさんのことを「一言で申し上げると、冒涜です」と文字通り一言でコメントしている。
日本の大御所である山下達郎さんかるの否定的なコメント、さらに否定的なコメントはその他の著名人からも見受けられる。
漫画家小林よしのりさんも否定
「おぼっちゃまくん」で有名な、漫画家小林よしのりさんも、自身のブログにてAI美空ひばりさんに否定的な考えを示している。
昨日の紅白歌合戦で、また美空ひばりをAIで再現する企画をやっていた。
こんな無駄な時間を作るなら、あいみょんを出せよ。
引用元:小林よしのりブログにて
また同ブログ内では、”AIはいつでも同じ歌唱になるから感動しない”ともコメントしている。
徳光和夫さんからの否定の声
オープニングで昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」にふれ、「一番がっかりしたのはよみがえった美空ひばりさんでした」と明かし「まったく僕はピンと来なかったです」とAIで復活した美空ひばりさんについての思いを明かした。その上で「あれだったら、ひばりさんの姿でもっとうまくできるんじゃないかなと思ったんです。昔の映像を取り入れたりして」と提案していた。
引用元:@niftyニュース
フリーアナウンサーの徳光和夫さんも、NHK紅白歌合戦には苦言を呈している。やはり特に落胆したのはAI美空ひばりさんの件だったと、自身のラジオでコメントしている。
AI美空ひばりさんに対してSNSの反応は?
AI美空ひばりさんの出演は、SNSでも大きな反響を生んでいる。
もちろん賛成や称賛の意見も多く見られているものの、やはり反対・否定のコメントが更に多く、目につきやすいものとなっている。
AI美空ひばりに対して各界の芸能人否定多数まとめ
AI美空ひばりさんの新曲「あれから」は確かに良い曲であり、多くの人達に感動を与えたのも事実だ。
しかしあえて故人をAIにして曲を出すと言うのはいかがなものであろうか?という意見を多数目にする。
山下達郎さんがコメントした「冒涜」という言葉に共感する人が多いのもある意味納得である。
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