「この世界の片隅に」の続編?「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」との関連性は?

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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月20日公開

今回、第二次世界大戦の日本を舞台にした映画、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が12月20日に上映開始となりました。

物語の大きな展開は前作を踏襲している。1944(昭和19)年、絵を描くのが好きな18歳のすずが、広島県呉市に嫁ぐ。夫・周作やその家族に囲まれ、見知らぬ土地で暮らし始めるすずの生活は、次第に戦争の影響を色濃く受ける。食べ物や物資が少なくなる中、工夫を重ねた日々を過ごすが、とうとう45年の夏がやってくる。広島に原爆が落とされ、終戦を迎えた年だ。

引用元:the Asahi Shinbun GLOBE+

前作、「この世界の片隅に」との関連性は?

「この世界の片隅に」といえば、2016年に公開され、色々な感情が相まる内容から多くの人に深い感動を生み出しました。

更に評価として、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など、多くの賞を獲得した映画だということでも有名です。

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この世界の片隅に 昭和20年、広島・呉。 わたしは ここで 生きている。 本日21時よりNHKにて地上波初放送。 鑑賞したときにとてつもなく感動して、様々な感情が行き来した作品です。 学校の道徳や授業にもどんどん取り入れられて欲しいし、本当に全ての人に観て欲しい作品。 映画館で当時鑑賞した際とドラマでも観て若干ブラッシュアップしたレビューを投稿します。 ぜひご参考にしてください! 戦争を題材にした作品の中で、これだけ日常の中の生活や暮らしにフォーカスを当てている作品はおそらくそんなにない。 戦争を題材にした作品といえば、鑑賞しているときに生きた心地がしないような悲惨な作品が多い中、今作は戦時中にも、確かに日常と生活、暮らしが営まれていたこの些細な部分にしっかりと目を向けてくれた数少ない作品。 戦争の中、いたたまれない気持ちを持ちながら、常に死と向かい合わせになりながら、外で起こってる事態を十分にわからないまま、日本で日常を暮らしていた人たちが確かにいて、そこにはちゃんと生活と笑顔があったんだ、ということを実感させてくれた。 緩くほんわかした周りを笑顔にできる性格と独特な世界観を持ったすずという1人の女性に視点が当てられる中、ドラマではそれ以外の人からの描写もあったのと、現代を行き来して確かに繋がっている過去と今、そして未来を見据えているような展開が、様々なものを後押ししている感覚に陥れて、とてもよかった。 すずの動きや風景の描写、妄想と現実の変わり目など、1つ1つがとても丁寧に描かれつつ、それ以外の人のすずへの関わり方や色んな人間関係が描かれていて、他の戦争を題材とした作品とは違った形で、どんどんと物語に引き込まれていった。 戦争を題材にした作品で、ここまで感情移入できたのは、初めてかもしれない。 すずが自分なりに工夫をして、仕事をこなしていくシーンや家族を和やかなムードに包もうとしているシーンや周作が水原に嫉妬するシーン、周作とすずの2人のやりとり、家族や親戚とのやりとりや風景が本当に今現代も確かに日常に普通に起こっていることで、それが今を生きているように、リアルだった。 だからこそ、戦争というものが、その生活を壊していくものであることを、改めて実感できた気がする。 原爆投下を直接受けた側でなく、客観的に見た側の立場の方向から見たのも初めて。 反応がすごくリアルっぽくて何が起きたかわからないが、何となくやばいことが起こっているような感覚だったんだろうなと思う。 やっぱり原爆投下はどの立ち位置から見ても、特別なものだったんだ。 また、戦争が終わる玉音放送を聴いているときのそれぞれの反応が、負けたとはいえ戦争が終わったと喜ぶ人がいない。 虚無感とはこういう状態のことを言うのか、と思うほどの状態を見せられて、本当に先行きに対しての不安が押し寄せていた感じもリアルだった。 さらに、生きることに申し訳なさや罪悪感をも感じてしまう時代なんだなーと。 戦争は悲惨で、その中での暮らしは本当に辛くて悲しくてしんどくて、いつも家族の誰かを心配しないといけないそんな心が休まらない境遇の中でも、確かに幸せや日常の生活、笑顔は共存していた。 それだけが本当に救いだった。 起こり得る様々な出来事に対して、ただ悲観するのでなく、一歩ずつ進んでいき、成長していく、すずと周りの人たちを見て、こっちも勇気づけられた。 当たり前に物があり、すぐに会いたい人に会うことができ、すぐに繋がれる時代の前にはこんな世界があったことを忘れてはならない。 むしろこのような時代だからこそ確かに人と人が本当の意味で、理解し合って繋がっているように見える。 この世界の片隅に、戦争の中での、たった1つの小さい物語かもしれないけど、これだけ密度がある。 幸せや笑顔はどんな状態からも作っていける。 環境なんてものは関係なく、本当に今をどう受け取りながら生きていくかで、人生の充実度が全然違ってくることを改めて教えてくれた。 ただただ生きる、ただただ暮らしを営むというメッセージの強さと生きることの尊さが詰まった素晴らしい作品でした。 #映画 #この世界の片隅に #片渕須直 #こうの史代 #のん #細谷佳正 #稲葉菜月 #尾身美詞 #小野大輔 #潘めぐみ #岩井七世 #澁谷天外 #コトリンゴ #邦画 #アニメ #アニメーション #映画好きな人と繋がりたい

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今回の映画は前作「この世界の片隅に」の続編?

では今回公開された「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は前作の続編なのでしょうか?

今回の映画は、前作の内容をさらに詳しく、さらにいろいろな想い、感情を織り込んだ映画であり、続編という形ではなく、前作の映画を再構成したものです。

しかし、この世界の(さらにいくつもの)片隅にの監督である片渕須直監督は、今回のものをリニューアルしたものと考えるよりも、全く違うものとして捉えていると語っています。

すずとリン、リンと周作の人間関係は、実は原作となったこうの史代氏の漫画『この世界の片隅に』(双葉社)で最初から描かれている。上映時間などを考慮し、こうした部分をカットしてつくられた前作を、原作通りに作り直したと言えば、それまでなのだが、片渕監督は先行上映後の筆者とのインタビューで、こう答えている。「原作にあったことも踏まえて、もともとあったけど切ったところを復元するだけではなく、それをさらに増補改訂しようと思った。それをやっている中で、これは単純に拡大しているのとは違う気がしてきた。新たなシーンを入れると、それぞれのセリフの意味合いが違って見える。前作で確立された登場人物像が違う解釈になる。違うものに見えるのだとすれば、別の映画として2本がそれぞれ存在し続けることに意味があると思った」

引用元:the Asahi Shinbun GLOBE+

前作から「生まれ変わった」また違うこの世界の片隅に

監督が話すように、今回の映画は、前作を再構成したものにも関わらず、ま また違う想い、感情で観れるものになっているようです。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に是非おすすめです。

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