2021年、新型車は自動ブレーキ義務化に
これまで普及しつつあった自動ブレーキ、国土交通省によると、2021年11月から遂に自動ブレーキが義務化される事が明らかになりました。
赤羽一嘉国土交通相は17日、国内メーカーが2021年11月以降に販売する新型乗用車(軽自動車含む)に、自動ブレーキの搭載を義務付けると発表した。自動ブレーキの性能要件も、来年1月発効見込みの国際基準に合わせて厳しくする。
引用元:共同通信
再来年には自動ブレーキ義務化、今乗っている乗用車はどうなる?
ここで一つ気になる点が生まれます。既に所有している、自動ブレーキが付いていない自動車は違反となってしまうのでしょうか?
国土交通省によると、自動ブレーキ義務化が2021年から義務化されるのは新型車のみとなっており、既に販売されているモデルや車種は2025年の12月から自動ブレーキ義務化とするとなっています。
そのため既に所有している自動車も同様に2025年までは自動ブレーキで無くても良いのでしょう。
しかし2025年以降では、現在所有している自動車は廃棄となり、自動車は買い替えないといけないのでしょうか?疑問は残ります。
自動ブレーキは後付け出来るの?
結論から言うと、現在の時点で後付け出来る自動ブレーキは存在していません。
しかし、後付け出来る、自動ブレーキに似ているシステムは実際にあります。
こちらのシステムは、危険運転に対して、ブレーキが自動的にかかるわけではなく、警報が鳴るシステムとされており、自動ブレーキ同様現在注目が集まっているシステムとなっています。
また、トヨタから出ている、「踏み間違い加速抑制システム」も後付け出来る設備となっています。*詳しい情報は公式サイトからどうぞ!
これらのシステムも踏まえた場合、2025年以降、現在乗っている、所有している自動車は
①買い替えなければならない
②自動ブレーキに似たシステムで代用出来るため、後付けする
③2025年までに後付け出来る自動ブレーキが出来る
④現在所有している自動車は自動ブレーキが無くても大丈夫
このあたりでしょうか。
出来れば、現在所有している自動車は今後も使いたいし、再来年に自動ブレーキ義務化を考えると容易に今年、来年に自動車購入というわけにもいかなくなってきますね。
今後の自動車産業の発展に期待です。
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