全国各地で新型コロナウイルスの感染が発覚している中、遂に中国地方の広島県でも初の新型コロナウイルス感染者が発覚された。
今回は、広島で確認された初の新型コロナウイルスは誰なのか、そして入院先の病院はどこなのか紹介していく。
新型コロナウイルスに感染した広島県の人物は誰?
中国地方、広島県でも遂に新型コロナウイルスの感染者が発覚された。
新型コロナウイルスに感染した人物で現在わかっている状況としては、
広島県広島市安佐南区に住んでいる30歳代の男性で、自営業をしている人物ということだ。
更に広島県に住んでいる新型コロナウイルス感染の感染者は妻子持ちであり、妻と二人の子供と一緒に生活していたことも明らかとなった。
現在のところ、広島の感染男性の家族には感染が確認されていないものの、今後どうなるかはわからない状況ではある。
若い男性の新型コロナウイルス感染が確認されたわけだが、新型コロナウイルスが発覚するまでに非常に時間がかかったことが明らかとなっている。
では次に広島県新型コロナウイルス感染者が感染確認されたまでの経緯を説明していく。
広島県で発覚した新型コロナウイルス感染までの経緯が長すぎた
広島県で発覚された新型コロナウイルス感染者は感染が発覚するまでの経緯が非常に長かったことが印象的となっている。
- 2月上旬 咳の症状が確認
- 2月15日 広島市安佐南区にある、医療機関を受診
- 2月16日 再び同じ医療機関を受診
- 2月20日 症状が改善せず、再び同じ医療機関を受診
- 2月22日 症状が改善されなかったため、セカンドオピニオンとして、広島市中区にある医療機関を受診
- 2月28日 再び広島市中区医療機関を受診
- 3月3日 サードオピニオンとして、安佐南区にある医療機関を受診
- 3月4日 やはり症状が改善せず、広島市中区の医療機関を再び受診
- 3月5日 4つ目の医療機関を受診し、ようやく新型コロナウイルスの疑いがあるとして検体を採取される
- 3月6日 遺伝子検査、新型コロナウイルス陽性
なんと広島県の新型コロナウイルスに感染した男性は四つの医療機関を経てようやく新型コロナウイルス感染が発覚したのだ。機関で言うと約1カ月。感染が拡大している新型コロナウイルスにも関わらず遅すぎる判明となる。
広島市長が広島の医療機関に苦言
今回遅すぎた新型コロナウイルスの発覚、この問題に対して広島市長は以下のように答えている。
広島市の松井市長は、安佐南区の30代の自営業の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを受け、7日午前11時半すぎ広島市役所で記者会見しました。
この中で松井市長は、男性がせきや発熱といった肺炎が疑われる症状を訴え先月15日から今月4日にかけて3つの医療機関を7回にわたって受診していたものの、市ではその情報を把握しておらず、4つ目の医療機関の受診で感染が確認されたことを明らかにしました。
これについて松井市長は詳しい経緯を調べる考えを示したうえで、「医療機関から市に連絡があってもよかったと思う。これまでも医療機関にはお願いしているが、感染の可能性があった場合は行政が対応できるよう情報提供してもらえるようにしたい」と述べました。
引用元:NHK NEWS WEB
あまりにも遅すぎる対応にさすがの広島市長も苦言を呈した形となった、広島県の報道。感染が判明しない間に多くの人物とも接触していたことが予測されることから、広島の感染拡大は免れないものになりそうだ。
広島の新型コロナウイルス感染者が入院している病院はどこ?
新型コロナウイルスは指定感染症に分類されるウイルスだ。
つまり入院先はあらかじめ指定された病院となっている。
広島県の場合、第一種感染症指定医療機関に分類される病院は広島大学病院となっている。
次に第二種感染症指定医療機関となっている広島の病院は、以下の通りだ。
- 地方独立行政法人広島市立病院機構 広島市立舟入市民病院
- 福山市民病院
- 独立行政法人国立病院機構 東広島医療センター
- 国家公務員共済組合連合会 吉島病院
- 国家公務員共済組合連合会 呉共済病院
- 公立学校共済組合 中国中央病院
- 総合病院 庄原赤十字病院
男性の入院先はこれらの病院のどれかということになるが、情報によると、新型コロナウイルスの感染者は、広島市中区にある感染症指定医療機関の舟入市民病院に入院していることが明らかとなっている。
まとめ
今回は広島県で初の感染が確認された新型コロナウイルスの感染者についてまとめた。
新型コロナウイルスの感染者は30歳代の男性であり、妻子持ちの自営業。発覚までに約1カ月かかったことが明らかとなり、入院先は舟入市民病院だ。
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